インボイス制度について_基本のお話｜港区南麻布の会社決算・確定申告のご相談なら加藤会計事務所へ

2022年12月07日

2023年10月1日からインボイス制度がスタートします。

消費税の控除に関して大きな変更となるものですが、

１．実際どのように変わるのか

２．事前にどのような準備が必要なのか

３．インボイス制度とは何なのか

企業として事前に対応すべきことについて解説します。

インボイス制度は、「インボイス（適格請求書）」を用いて仕入税額控除を受けるための制度です。

2023年の10月1日より導入される予定です。

仕入税額の適用を受けるには、帳簿のほか請求書等の保存が必要ですがこの保存すべき請求書等の様式が適格請求書(インボイス)に変わります。これを適格請求書等保存方式(インボイス制度)といいます。

■仕入税額控除とは…？

納付する消費税額は、『売上税額−仕入税額』で計算します。この仕組みを『仕入税額控除』と言います。

簡単に言うと課税事業者が消費税の納付額を計算する際に、売上にかかっている消費税から、仕入れにかかった消費税を差し引くこと 」です。

事業者が国内で商品の販売やサービスの提供などを行った場合には、原則として消費税が課税されます。

インボイス制度がはじまると取引相手から事業者登録番号が明記されたインボイスが求められます。

それがないと、取引相手は消費税の納税額から、仕入れ・経費に掛かる消費税を差し引くことが、認められないので対応をしなくてはいけないです。